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七ヶ浜の漁業

七ヶ浜半島は、北に松島湾を抱き、東には石巻湾から金華山、さらに親潮が黒潮とぶつかり合う世界三大漁場の一つ・三陸沖への入り口に位置しています。

北上川から豊かなミネラル、親潮からはあらゆる魚を育む豊富な植物性プランクトン、さらに黒潮とともに南からやってくるマグロやカツオなど、周辺の海は、沿岸から近海、遠洋まで、春夏秋冬、さまざまな魚介類を育む海の幸の宝庫です。

また、松島湾は海藻類が豊富なことでも有名で、「皇室献上海苔」として高い評価をえている海苔のほか、ワカメ・アワビ・ウニなどの養殖も盛んでした。さらに、栽培漁業と呼ばれる資源管理型漁業を推進し、安定した漁獲量の確保を目指すなど、将来を見据えた漁業にチャレンジしているところでもありました。

 
 
    写真:2012.2初水揚げのわかめ漁の様子

ところが、3.11の地震よる大津波によって、船ばかりではなく、網やブイもことごとく陸に打ち上げられ、漁業に従事される方々のお宅も殆どが流されてしまいました。各港にある漁協の事務所や加工場、さらに1台約4千万円もするという養殖用の海苔全自動乾燥器まで、すべてを津波が飲み込んでいきました。そのため、殆どの漁業関係者が廃業の瀬戸際に立たされているのが実情です。すでに、離職された方もいらっしゃいます。

なぜ、離職を余儀なくされてしまったのか…

じつは、2010年のチリ地震で発生した津波により壊滅的打撃を受けた海苔養殖施設がようやく復旧し、さあ、これからだと動き始めたばかりだったのです。

漁業従事者の方々は、多くの方が60歳以上です。

なんとか融資を受けて漁業に復帰するにしても、個人の力だけで復興の軌道に乗せるには、年齢的にも多くの困難がともないます。

そんな中、「みんなで育てた豊かな宮城の海で、もう一度漁を再開する」と宣言し、現役にして海苔からワカメ養殖への転向、漁を続けている若手の後継者も存在しているもの事実です。補助金を活用した漁船の賃貸制度などによって、なんとか漁を再開していますが、まだまだいろいろな漁具が不足しています。

周囲の豊かな漁場では、普段と変わらず魚たちが群れているにもかかわらず……。


 
震災後の漁港   震災後の菖蒲田浜漁港周辺